Case study
大日本住友製薬株式会社 様のケース
プロジェクトの目的と方針
情報系システムで稼動しているACOS-4を2006年末までに撤去し、維持・運用費用の削減をはかる事を目的とした。
システム移行期間の短期化を優先するため、ストレート・コンバージョン方式を採用した。
移行言語としては、今後の技術者確保などの面も加味し、Javaを採用した。
移行期間:7ヶ月(2006年10月本番稼動)
システム移行期間の短期化を優先するため、ストレート・コンバージョン方式を採用した。
移行言語としては、今後の技術者確保などの面も加味し、Javaを採用した。
移行期間:7ヶ月(2006年10月本番稼動)
移行前 | 移行後 | |||
Hard Ware | PX7800/22 | Express5800/120Rh-2 Xeon3.2GHz X 2 | ||
OS | ACOS-4 | Windows | ||
DC | VIS、SAS、EPL | WebSphere、フレームワーク | ||
制御言語 | JCL | 約500本 | DOS-Batch | |
言語 | COBOL/S | 約600本 | Java | |
IDL2 | ||||
HPL | ||||
画面定義体 | DDA/SCREEN(MFD) | 約100本 | JSP | |
SAS | ||||
EPL | ||||
帳票 | DDA/FORM、NL2 | 約50本 | ImageWare | |
DBMS File | ADBS | 約20本 | SQL-Server(JDBC接続) | |
VSAS | 約50本 | |||
RIQS | 約100本 | |||
SEQ | 約200本 | テキスト |
最大帳票出力数:300,000Page/日
環境概略
プロジェクト特徴/結果
特徴
ネットワーク型DBMS(ADBS)が使用されていて、JOBの多重度が7多重など複数JOBが同時実行される環境なっていた。
Windowsプラットフォーム+SQL-Server+Javaで実装し、現行(ACOS-4)処理と同等処理速度となるように処理をチューニングした結果、現行(ACOS-4)処理速度と同等性能を引き出すことができた。
Windowsプラットフォーム+SQL-Server+Javaで実装し、現行(ACOS-4)処理と同等処理速度となるように処理をチューニングした結果、現行(ACOS-4)処理速度と同等性能を引き出すことができた。
結果
住友化学システムサービス株式会社がプライムコンストラクターとして複数ベンダーを取りまとめ、当初の計画通り2006年11月末までに移行を完了。
2006年末にACOS-4を完全撤去し、維持・運用費用を削減できた。また本番サービスイン後、発生した障害件数が非常に少なかった。
2006年末にACOS-4を完全撤去し、維持・運用費用を削減できた。また本番サービスイン後、発生した障害件数が非常に少なかった。
お客様概要(2017年8月時点)
社名 | 大日本住友製薬株式会社 |
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本社 | 大阪本社:大阪市中央区道修町2-6-8 東京本社:東京都中央区京橋1-13-1 |
設立 | 1897年5月14日 |
資本金 | 224億円 |
従業員数 | 6,563名(連結) |
事業内容 | 医療用医薬品、食品素材・食品添加物、動物用医薬品、診断薬等の製造および販売 |